20thキャンペーン

20周年に想う

酪恵舎を始めたのは、酪農王国といわれる北海道において乳製品を積極的に食べる文化がないことに気づき、地域の人に地域の生乳で作る乳製品を提供したい、という思いからだった。その気持ちは今も変わらない。むしろ新型コロナ禍によって、より一層強まったといえる。

原材料を100%国産にしたい。国内自給率60%で乳製品の輸出を考えるより、国内での生産・消費をもっと高めたい。そのため地域・国内の循環の仕組みを再構築していきたい。低投入でかつ最高品質のチーズを、地域の人が手軽に買える値段で供給し続けたい。

酪恵舎で働くものと酪恵舎に繋がるひと達が幸せになるように、まだまだ頑張るつもりである。ここまで来られたことに、心から感謝したい。

酪恵舎を支えてくれたみなさん、ありがとうございます。

チーズ工房白糠酪恵舎 代表 井ノ口和良 

未来の酪恵舎を想う

告白するが、酪恵舎に来るまでは実はチーズが好きではなかった。でも、ここへ来て、チーズが好きになった。考えが―、いや、人生が変わった。

また、こんなことを実感している。食べる人のことを想いながら真摯に作られたチーズは、食べる人の人生さえ変えることもあるのだと。人の人生を変えたくてチーズを作るわけじゃないけど、人の人生が良い方向に変わるチーズを作り続けていけたら幸せに思う。

そのためには「何かが変わったとしても、決して変えてはいけないもの」がある。それは、酪恵舎のチーズの品質だ。僕は井ノ口の背中を追いかけている。だが、井ノ口が作っても、誰が作ってもチーズの品質は変わらない。僕が目指すのはここだ。

「チーズは遠い国の食品」という考えは、もう昔のこと。チーズは国産の食品であり、僕たちが作り出す誇れる産物なのである。

チーズ工房 白糠酪恵舎 スタッフ代表 及川由博

「20周年記念イベント」開催中

History

1995 年白糠町4Hクラブの活動として、地域酪農家がチーズ作りを開始
普及員だった井ノ口が、イタリアモッツァレッラ工房を視察
1996 年井ノ口、蔵王酪農センターや共働学舎主催のセミナーへ参加・イタリア視察
2000 年町内14戸の酪農家が参加し、酪恵舎の前身となる白糠チーズ研究会を設立
井ノ口、イタリアピエモンテ州にてブラチーズ工房を視察
2001 年地域酪農家14戸と有志3名の合計20名で10,000千円を出資し、㈱白糠酪恵舎を設立
代表取締役社長には井ノ口和良が就任
イタリア研修を経て、9月より製造開始
2011 年イタリアベネト州からファビオ・フィンコ氏を招聘し、グラナとアジアーゴの製造研修を実施
旧産炭地振興資金の助成を受けて第2工房を増設
2012 年JAL国際線にてスカモルツァ・アフミカータが採用される
2013 年台湾苗栗県 飛牛牧場へチーズ製造技術指導を開始(~2018年)
2017 年酪農家が家族の為に作るチーズ講習会を開始
2021 年熟成庫を増設予定

Award

1996 年白糠町味技フェス 5つ星
2005 年コミテプレミエフォロマージュチーズコンクールでモッツァレッラ 銀賞(金賞は該当なし)
2005 年第5回オールジャパンチーズコンテストでモッツァレッラ、ロビオーラ 優秀賞
2008 年HAL 農業賞、経営部門 優秀賞
2014年北のハイグレード食品+でトーマ・シラヌカ 受賞
2017 年コープさっぽろ農業賞 ビジネスモデル賞優秀賞