最近の出来事

グラナ研修してきました。

View image

2013年10月5日 9月23日から27日までイタリアエミリアロマーニャ州とヴェネト州に行ってグラナ・パダーノ勉強しました。今日,研修後初めてグラナ作りました。研修前よりはるかに理解度は高まったのですが、それだけに問題も見えてきました。どんどん美味しくなるように頑張ります。

新たな挑戦

2012年1月25日


昨年夏に新工房を建設以来、設備を機能させるために四苦八苦していましたが、ようやくペースがつかめてきました。今年は全てのチーズについて絶妙な塩加減になるよう研究していきます。
 まずは勉強、塩の勉強、それから塩漬けの勉強。データ取り、それから実験!
 去年グラナ・パダーノを教えてもらったファビオにメールして塩水槽の有りようについて聞きました

チーズを漬ける塩水の濃度20%それ以上でも以下でもだめ。phは5.0を下回ってはいけない。温度8-10℃が一番浸透力がでる。柔らかいチーズと堅いチーズでは入り方が違う。チーズは必ず冷やしてから塩水に入れる。
 今日、工房の塩水槽のphは5.37と5.39でした。少し高いかも。

直売店冬の装い

11月25日

北海道の冬がいよいよ始まります。
寒さが肌にしみるようになってきました。皆さん、お元気ですか?

直売店も季節に合わせて冬の装いになりました。
とってもおしゃれな冬の直売店に、遊びに来ませんか?
おすすめは、何といっても『チーズフォンデュ』!
酪恵舎のチーズフォンデュをレシピ通り作っても美味しいのですが、隠し味にお好みで『ロビオーラ』を最後に溶かしていただくと、ちょっと大人なチーズフォンデュになります。

是非、一度お試しください。

                                    及川&早乙女

冬の酪恵舎直売店には、ちょっとしたサプライズが・・・

店舗をよく観察してみて下さいね!

合言葉は…(冬はやっぱり○○○だね!)

台湾のチーズ事情

2011年11月23日


今年の3月に台湾の商談会に参加しました。はじめて台湾に行きました。とても良い国です。その後震災にたくさんの義援金を送ってもらったことを知り、何か出来ないか?チーズを普及出来ないかと思い、何度か通いました

実は今日、台湾から帰ってきました。台湾にはチーズを食べる文化はまだありません。食費も安いのでチーズは高級品です。
 で、台湾の人にモッツァレッラを教えて現地で生産しようと思い、牧場もまわりましたが、台湾では生産される生乳が足らず、飲用に回して終わりです。しかも乳価は高いです。
 それでもいろんなことがわかりました。台湾の人は日本人ほど「旨み」に重点を置きません。そして塩が強いのは台北ではだめです。堅いのもだめです。
 だから酪恵舎のチーズではトーマの評判はとてもいいです。
 それでも多くの課題が見つかりました。しばらく台湾行きは一休み。
 白糠をはじめ、日本、そしてアジアで評価されるチーズについて今回の台湾普及活動で得た知識を生かして試作・研究します。
                                                          井ノ口

チーズDEスウィーツ inきたキッチン

2011年10月25日

 秋深まる中、皆さまいかがお過ごしですか?

さて、今回は皆さまにイベントのお知らせをおこないたいと思います。

 札幌地下街オーロラタウン”きたキッチン”にて「丸井今井食品フロア改装4周年」行事で、酪恵舎のナチュラルチーズ&スウィーツ特集を行うこととなりました。期間は10月26日(水)~31日(月)時間は10:00~20:00です。売り切れ次第終了となりますのでお早めに。

今回の目玉は2つ!!

 まずは、ナチュラルチーズはもちろん酪恵舎のチーズなのですが、なかなか巷に出まわってないチーズをご用意しております。ご紹介しますと、

・テネロ・アルヴィーノ(ワインの絞りかすに漬けこんだチーズ)
・ゆずマスカル(ゆずの風味香るマスカルポーネ)
・スカモルツァ燻製(モッツァレッラを熟成させたチーズを燻製)
・しずく(ホエーを使ったシャーベット)

 ふたつ目は、酪恵舎のチーズを使ったスウィーツを試食販売します。このスウィーツは白糠、釧路にある有名なお店で作っていただいたものです。ご紹介しますと

・レストランはまなす さん(白糠):5種類のチーズプリン
・ガレットカフェイオル さん(釧路):リコッタチーズプリン
・レストランイオマンテ さん(釧路):リコッタマカロン
・中島菓子舗 さん(釧路):ロビオーラのスポンジケーキ

 いかがでしょうか!!札幌近郊の方はもちろん、週末にでもちょっと足を伸ばしてドライブがてら、美味しいチーズとスウィーツを楽しむ、そんな、秋の1日を過ごしては!!

IMGP3301.JPG
※写真の一部は販売しておりません。

                                                     佐々木&藤原

直売店リニューアル & 新工房完成間近です。

2011.7.13

KC3H0025.jpg


新工房建設に合わせて改装中だった直売店がリニューアルオープンしました。
今までよりも解放感のある店内、カウンターテーブルもあります。
酪恵舎で作っている全てのチーズはもちろん、チーズにまつわるグッズ、オリーブオイル、そして暑い夏に渇いたノドにしみわたる「鍛高ラムネ」も好評発売中です。
この直売店でしか味わえない商品も近々登場予定ですので、お楽しみに。
完成間近の新工房を見学がてら、直売店にも是非足を運んで下さいね。

野口

KC3H0026.jpg

新工房建設始まる!

2011年5月25日


酪恵舎ではより良いチーズを作りために新しい工房を作ります。今の工房での生産はこれ以上増やすことができず、折角習ったグラナ・パダーノが作れません。そこで800Lのバットを導入し、グラナもモッツァレッラもより良いものが作れる工房を今建設中です。7月末には完成予定です。どうぞご期待下さい!

山の恵みの即売会 終了!

yamanomegumi2011k.JPG


5月16日

報告が遅くなってごめんなさいm(_ _)m

第10回 山の恵みの即売会が無事終了しました!

例年になく寒さの厳しいGWでした・・・天気予報とにらめっこしていましたが、当日、雨にも降られてしまいました・・・

しかし、今年は記念すべき10回目!!今までにない企画を考えようと、スタッフは熱く燃えていました!

そして考案されたのが『山の恵みドック(ここでしか味わえない最高のホットドック)』です!

これは、地元のトムソーヤさんのパンに、茶路めん羊牧場のソーセージ、バー STAXさんの鹿肉、味彩工房さんのピクルス、酪恵舎のモンターズィオというチーズを挟んだもの。

はじめにパンをもらって、各お店を回って具材を集めて、最後にチーズを挟んで出来上がり!と会場内をぐるっと一周。

『おいしい!』『早く食べたい!』『このピクルス買いたい!』との声があちこちから…

限定100食用意しましたが、完売! ありがとうございました。

初参加の栄三郎商店さんも、レストランはまなす製『チーズプリン』完売してました!

今年、新登場の『ミルクジャムの甘酒』は、『あたたまる~』と好評でした。


寒い中、御来場下さった皆さん、ありがとうございました!
また、テントの搬入、出店、販売等スタッフとしてご協力くださった皆さん本当にありがとうございました!

来年、5月5日、第11回『山の恵みの即売会』でまたお会いしましょう!お待ちしております!

                             早乙女


yamanomegumi2011b.jpg

第10回 山の恵みの即売会ご案内

2011.4.28

皆さま!!今年もこの時期がやってまいりました。
酪恵舎主催の最大のお祭り、「山の恵みの即売会」を今年も行います。
毎年、多くの皆さまに足を運んでいただき、山の恵みの即売会も今年で、な、なんと第10回目となりました。これは、皆さま方のおかげです。本当にありがとうございます。

そこで、記念すべき10回目の山の恵みの即売会は、毎年好評をいただいておりますメニューに加え、特別企画もご用意しています。ゴールデン・ウィーク最終日、しあわせな思い出を作りませんか?
スタッフ一同心よりお待ちしています。


          第10回 山の恵みの即売会

日時:2011年5月5日(木) 10:00~13:30
場所:酪恵舎前広場(詳しくはこちらを)

内容
 ・酪恵舎:豆サラータ、ハイジパン、ラクレット、チーズステーキ、ミルクジャム甘酒、チーズ各種販売

 ・茶路めん羊牧場:羊の串焼き、新登場羊カレー、パスタ、焼肉用のお肉や加工品の販売

 ・味彩工房:団子汁、お漬物、はたらくまんじゅう

 ・イタリア料理講師 ミレッラさん:チーズを使ったイタリア菓子

 ・STAX:ピッツァ、ガレット、飲み物販売

 ・栄三郎商店:鍛高ラムネ、チーズプリン、鮭の薫製

特別企画!!! 
 ・山の恵みドッグ:美味しい羊、鹿肉にチーズ、お漬物…ここでしか味わえない白糠の山の恵みをお好みにトッピングし、自分流の山の恵みドッグを味わって下さい。

                                                       藤原

チーズ料理に革命?!

2011031211410001.jpg

2011年4月17日(日)
 皆さんは「インスタントラーメン小学生レシピコンクール」というのを知っていますか?私は初めて知りました。このコンクールで何と釧路の小学6年生の女の子が優秀賞を受賞しました~!!(拍手)
料理名は「冬の熱々イタリアンラーメン」。お母さんに少し話を伺ったところ塩ラーメンにモッツァレッラを入れた逸品ということでした。私も作ってみましたが、美味しかったです。皆さんもぜひ一度試してみて下さい。
 チーズ製造を行っている私たちとしては、こうした乳製品普及に知恵やアイデアが出されることを本当にうれしく思っています。それで、私たちと同じように感じている方からのアドバイスを得、「勝手に感謝状の贈呈!」をしちゃいました。)上の写真がその時の授賞式の様子です。釧路の和商市場で暖かい人たちに囲まれて無事に取り行われました。
 皆さんも新しいチーズ料理の提案があったら教えて下さいね。みんなで一緒に未だかつてない新しいチーズ料理を発明して、心も体にも、幸せと美味しさを感じていきましょう。
                                          及川 由博

工房スタッフ募集

2011年4月8日


本当に美味しいチーズを作ってみたい、売ってみたいと思う人を募集しております。チーズ工房の仕事は大変です。ハイジの世界のようなのんびりした感じはありません。仕事も長時間です。それでも本当にいいものができた時の満ち足りた気持ちは何物にも代えられません。ご一報お待ちしております。
 090-5224-2414 井ノ口まで

直売店春の装い

2010.4.1
IMGP3132.jpg

日に日に暖かくなり、ようやく春の気配が感じられるようになってきました。
工房に併設されている直売店も、今、春の装いです。
店舗のアレンジは春夏秋冬と季節にあわせて年四回変わります。酪恵舎の商品パッケージのデザイナーの方にお願いしています。
春の店舗には、ところどころに春を感じさせる花々、白糠の春の様子や冬から春にかけての牛乳の変化、おすすめのチーズの食べ方などかわいいイラストとともに飾られています。
ちなみに春のおすすめは山菜の苦みにリコッタサラータの組み合わせです。
春を感じに是非直売店にお越し下さい。

野口

0000.jpg

1111.jpg

イタリアチーズ研修

2010.3.11

00.jpg
※講師の両名。中央がファビオさん、右がトゥリオさん。

2月21日から2月25日にかけて、イタリアから専門家を招いて新しいチーズ2種類の作り方を学びました。
来て下さったのは、チーズ工房の技術主任で社長のFABIO FINCO(ファビオ フィンコ)さんと乳酸菌メーカー社長のTULLIO MACERALLI( トゥリオ マチェラッリ)さんです。
今回作り方を勉強したのはハードタイプの”グラナパダーノ”とセミハードタイプの”アジアーゴ”というチーズです。両方とも酪恵舎では今までに作ったことのないチーズで、一体どういうふうに出来上がっていくのだろうと、ワクワク、ドキドキの研修でした。
出来上がった試作チーズの出来栄えはファビオさんいわく「上々」だそうです。
その他にも、熟成庫の管理の仕方やレンネットの扱い方など、普段の作業に関する事柄にもいろいろとアドバイスをいただきました。
二人から教えていただいたことを忠実に実践して、新しいチーズの製造、そして今あるチーズの改良にも取り組んでいきたいと思います。
グラナパダーノとアジアーゴが酪恵舎のチーズラインナップに新たに加わる日をどうぞご期待下さい。

野口

01.jpg
※グラナパダーノ


02.jpg
※アジアーゴ

季節限定チーズ 間もなく登場です!!

2011年1月27日(木)
 みなさん。今年もよろしくお願いします。ごあいさつ遅くなってごめんなさい。良いお正月、そして良い1月を送られていますか?明るい一年を一緒に作っていきたいですね。1月を盛り上げる酪恵舎の季節限定チーズのご紹介を今回のブログでアップしちゃいます!
 チーズの名前は『テネロ・アルヴィノ』。ワインを作るときに搾ったブドウのかすにチーズを漬けこんだもので、柔らかい食感と舌触りの中にブドウの香りが漂う、と~っても美味しいチーズです。本格的な販売は2月の上旬を予定しています。事前のご予約も大歓迎です!お待ちしています。私のパソコンの技術が乏しく写真をアップできないのですが、次の更新のときには写真を載せて、みなさんに解禁をお伝えしたいと思います。よろしくお願いします。
 寒い季節が続きますが、美味しいチーズを食べて、インフルエンザなんか吹き飛ばしていきましょう!!
                                        及川 由博

もうすぐ季節限定チーズの販売開始です!!

2011年1月21日(金)
皆様、今年もよろしくお願いします!良いお正月を送られましたか?昨年はきっと楽しいことや大変なこと色々あったと思いますが、今年も元気に楽しい一年を一緒に作っていきたいですね。一年のはじめを楽しくする季節限定チーズの紹介を今回はブログエントリーします。
 チーズの名前は「テネロ・アルヴィーノ」と言います。北海道の池田町のワインの搾りかすにチーズを漬けこみ、柔らかく、優しい、ブドウの風味が漂う美味しいチーズです。きっと皆さんを幸せにするチーズの一つになると思いますよ?!
 先日試しに一つ切って味を見てみましたところ・・・笑みがこぼれました(笑)
私のパソコンの技術の乏しさの故写真を今の段階でお載せできないのですが、本格的に販売が開始される頃には頑張って写真を載せますのでまた見て下さいね!
 本格的に販売が行われるのはおそらく1月の下旬から2月の上旬にかけてだと思います。事前のご予約もできますので、ふるってお電話、メールお待ちしています。
 寒さの厳しい季節を迎えていますので、体調くれぐれもお大事に、お仕事や余暇を楽しんで下さい。
                                                       及川

ハッピー・チーズ・バスケット

2010.12.14
basket01.jpg

いつもお世話になっている会計事務所の方が結婚されるということで、「チーズ工房らしいものを!!」と思い立ち、みんなでこんなものを作ってみました。
名付けて”ハッピー・チーズ・バスケット
トーマのホールを土台にスカモルツァの熟成を3つ重ねて、中央にお花、周辺には果物をあしらいました。
かたわらに白ワインを添えれば…見て楽しく、食べて美味しい”ハッピー・チーズ・バスケット”のできあがりです。簡単にいえばミニウェディングチーズということなのですが…。
しっかりと箱詰めにされたギフトもいいですが、時に華やかな席にはこんな遊び心もチーズにのせて送るのもいいかな、と思いました。
喜んでもらえたら幸いです。

野口

basket02.jpg
※中央にはスカモルツァの熟成で作ったチーズの彫刻も…奥がうさぎで、手前はパトラッシュです。なぜ、うさぎとパトラッシュかということは深く問わないでください。

今年もあとわずか

2010年11月29日

本日、白糠の町に初雪が降りました。

今年もあと1ヵ月!12月は何かと忙しい時期ですね。
そんな忙しい12月で忘れがちなのは、日ごろお世話になっている方への
お歳暮!!

酪恵舎では6種類のギフトセットをご用意しています。
そのほかにも、お客様のご希望に合ったギフトセットをお作りできます。

今年は何送ろうかしら?とお困りの方、是非チーズにしてみてはいかがですが?

                                           藤原

ロビオーラのクリームシチュー

11月ももう下旬ですね・・・
だんだん寒くなってきて、早朝の集乳時にはトラックのフロントガラスが凍るようになってきました。

こんな寒い季節には、クリームシチューが美味しいですね!
そのクリームシチューにロビオーラを加えると、とてもコクが出て美味しくなります。

美味しすぎて、食べすぎ注意です・・・

出来上がったシチューの鍋の中に、細かくしたロビを入れて溶かしてみてください。
今までと一味違ったシチューが楽しめますよ。

         早乙女

ピッコロジェルマーノ

ピッコロ ジェルマーノ.jpg

はじめまして、僕は酪恵舎のキャラクター
ピッコロジェルマーノ」です。

白糠のチーズ工房で、毎日 生乳・乳酸菌と格闘しています。

特技はチーズ料理です!

是非、工房に遊びに来て下さいね、お待ちしています。

チーズの風味を調べました。

2010年11月12日

 先日北海道食品加工分析センターに依頼して酪恵舎のチーズの風味を調べました。トーマとブラについてはまだまだ改善の余地がありそうです。これから詳しい分析をしますが単純なプロットでも酪恵舎のトーマやブラ(テネレッロとモンヴィーゾ)はオリジナルと比べる違いがあります。これを調べて良いところは伸ばし、足りないものは補ってより良いチーズを目指します。  ちなみにロビオーラはタレッジョと比べましたがほぼ同じな感じでした。

イタリア人を呼んでチーズを学びます

2010年11月6日

 イタリアチーズに関するノウハウは国内ではほとんど手に入りません。私たちはちゃんと学んで今よりももっと美味しいチーズを作りたいと思っています。来年2月にイタリア人を呼んで乳酸菌や細菌の座学とグラナ・パダーノを実際に製造してもらい勉強します。  乳酸菌は乳糖を分解して乳酸を生成するだけではなく、タンパクも脂肪も分解します。私たちが今求めているのはそこはかとなく心地よい風味あふれるチーズです。  今から2月が楽しみです。

新説 チーズ科学

2010年10月27日

今日は札幌に日帰りで出張してきました。行き帰りで7時間あり、数十年前に発刊された「新説 チーズ科学」という本を持って行って読みました。この本は何度読んでも発見のある本で今日もたくさんの気づきがありました。何が違うのかわかりませんが、最近出版されるチーズの本とは違います。ちなみにフェルミエの本間さんたちが発行していたアリスティーアスというチーズの本も素晴らしい本です。ちゃんとしたものは何年たってもちゃんとしているんだと思いました。自分もちゃんとしたチーズを作りたい!

新 農業人フェア

2010年10月21日

 10月24日に札幌で新・農業人フェアという就職説明会があります。酪恵舎も参加します。井ノ口が行きます。もし酪恵舎で働いてみたいという人がいたらぜひ来て下さい。

柔らかいロビオーラ

2010年10月13日

 何日か前からロビオーラの熟成棚にパン酵母の匂いが出始めました。毎年秋が深まってくるとロビオーラの熟成棚にこの匂いがでてきます。そうするとロビオーラ自体が夏のものよりも柔らかくねっとりしてきます。特別酵母を入れているというわけではありません。  余り柔らかくなりすぎると商品としては別物になってしまうので自家消費しますが味は抜群です。同じチーズでも季節によって変化します。「いつもと違う」という理由でクレームにするのではなく、その変化を楽しむ方がいいと思います。  トロトロのロビオーラは直売店に来てくれたら出しますよ。

新しい可能性を求めて

2010年10月5日

今、世界中でチーズが作られています。チーズを作るには生乳と乳酸菌と凝固剤が必要です。世界no1のシェアはデンマークのクリスチャン・ハンセン社です。しかし、それ以外にもたくさんの乳酸菌メーカーがあります。それぞれ違う個性があり、それによってより個性的なチーズが作られます。また凝固剤も羊のペーストレンネットを使うと非常にピッカンテなチーズができます。  しかし、この牛や羊や山羊のレンネットをヨーロッパから輸入することは今、できません。BSE発生国からのレンネットは輸入制限されています。それを使ったチーズは輸入されていますが。この規制を何とか緩和したい!と今いろいろな方面に働き掛けています。レンネットが解禁されれば日本でもより個性的なチーズが作られます。もちろん安全であることが第一です。それを確認したうえで規制が緩和されればと思っています。

生乳が秋の乳に変わりました。

2010年10月3日  数日前からチーズをつくる生乳の状態が変わりました。夏の乳から秋の乳へ  生乳はある日突然変わります。乳酸菌の発酵状態や凝固の状態のにその変化が現れます。今年は白糠も夏が暑かったので牛は夏バテし生乳もややばてた感じでしたがすっかり涼しくなり、発酵スピードが速くなりました。  これから乳脂肪などの乳成分も少しずつ濃くなっていきます。毎日、違う生乳を向き合って僕たちはチーズを作ります。

チーズ万博

2010年9月27日


 9月25日に東京でチーズ万博があり行ってきました。様々な国産のチーズが出展されておりたくさんの人で賑わいました。酪恵舎はモッツァレッラとプロボローネアッフミカータ、モンヴィーゾ2年熟成、リコッタ・サラータを提供しました。国産のチーズも本当に色々なものが作られるようになりました。最近は特に乳の違うチーズが増えてきました。以前はあまりなかった山羊乳や羊乳を使ったものが流行りのようです。いいことだと思います。
 

 乳の個性はチーズにはとても大切です。農家が自ら乳を搾りチーズを生産する場合、それをフェルミエと呼びます。彼らは自分の作りたいチーズに合う乳を自ら作ることが可能です。
 私たちのように酪農家から乳をもらってチーズを生産する場合はアトリエと言います。
 フェルミエは家畜を飼いながらチーズを作るわけですからそれはそれは大変な作業です。より良い乳を生産するためには膨大な時間が必要です。もちろんより良いチーズを作るにも同じくらい膨大な時間が必要です。それを一人とか家族でやるのですからすごいことだと思います。
 酪恵舎はもともと酪農家が加工をできないか?ということでチーズの試作をはじめ、やっているうちに二足のわらじは履けないということで酪農家は出資者となり私たちがチーズを専門に作るというこで始めました。搾乳をする必要が無い分私たちは日々チーズと向き合い、技術や知識を集積してより良いチーズを作る努力を続けています。
 「国産チーズが今よりももっともっと美味しくなって、多様化するといいなぁ」と思いながら会場を後にしました。

リコッタ・サラータ2

一年かけて試作してきたリコッタ・サラータも4月からみなさんに提供できるようになります。先日熊本にチーズを教えに行ってきました。そのときにリコッタサラータを馬刺しに振りかけてみました。これが抜群に美味しい。リコッタサラータは生肉にとても合うことがわかりました。
 どうぞみなさん楽しみにしていて下さい。

リコッタサラータ

2006年2月14日

 リコッタはホエーから製造するフレッシュチーズですが、実はイタリアではリコッタを塩つけして熟成することがあります。
 それがリコッタサラータ。今、酪恵舎の熟成庫に入っています。今年はじめの新製品はリコッタサラータ。5月の山の恵みの即売会から販売を開始する予定です。
 塩気が強く、酒のつまみにも良いし、すりおろして食べて美味しいチーズです。

ホームページを開設するにあたって

2005年11月1日

 チーズ工房酪恵舎をはじめて4年の月日が経ち、ようやく酪恵舎のチーズ作りのかたちができてきました。  設立当初は店舗も看板もなく、文字どおりの工房でした。時折、来てくださるお客様には、その度、熟成庫からチーズを持ってきて説明していました。

 製造は真剣勝負ですから、途中で集中力が途切れるとよいチーズはできません。しかし、せっかく来てくださるお客様に不快な思いはさせたくないと、精一杯の接客をいたしましたが、今から思えば申し訳なさに頭が垂れます。

 設立当初から看板や直売店は作らず、あくまでも工房としての顔でやってきましたが、来てくださるお客様はだんだん増え、スタッフも少しずつ増えてきたのを期に、昨年、お客様に楽しくチーズを買っていただけるように直売店を作りました。また、最近では電話やメールでのお問い合わせも増え、今までは商品をグッチーズのホームページでご紹介しておりましたが、この度、酪恵舎のホームページを開設することにいたしました。
普段、製造に集中するためお客様と十分お話ができませんので、ホームページで僕らが今どのようにチーズに取り組んでいるか?白糠の山はどんな恵みがあるのか?そうして酪恵舎というチーズ工房を皆様に知っていただければと思っています。

 ホームページを開設するにあたり、画像を提供していただいたグッチーズの池田浩樹さんに心よりお礼を申し上げます。

株式会社 白糠酪恵舎代表 : 井ノ口 和良 

酪恵舎のモッツァレラ 銀賞受賞

2005年6月25日

コミテ・プレミエ・フロマージュ チーズコンクール 酪恵舎のモッツァレッラ 銀賞受賞 ナチュラルチーズ国際会議「コミテ・プレミエ・フロマージュ」が、2005年6月22〜24日、帯広市内のホテルでで開催されました。 24日のチーズコンクールでは、全国各地から約70種類のチーズが出品され、酪恵舎のモッツァレラがパスタフィラータ部門で銀賞を受賞しました。金賞は該当者がないため、出品の中では最高位に評価されことになります。